女性キャリア相談コラム&トピックスcolumn

第8回 定期勉強会が終了しました

第8回定期勉強会が終了しました。

今回は桐原書店会長 斉藤 智氏をお迎えし、

『桐原書店会長 斉藤智氏の仕事術』をテーマに

お話しいただきました。

「社長」って通称なの???

知らなかった・・・。そうだったのか・・・。

対外的な最高責任者が「代表取締役」ということなのだ

とわかり、その後によく書かれている会長、副社長などは、

最高責任者がいない時に、次に誰が責任を負うのか

ということがわかり、あやふやだったことが

明確になりました。(お恥ずかしい・・・)

そういえば、合同会社の責任者は代表社員といいます。

でも名刺には代表と書いてあります。

それと同じだなと思いました。

初めから、知らなかった内容からはじまり、

社長の種類、例えばオーナー社長や雇われ社長

創業家社長、CEOなど社長にもいろいろな社長が

いらっしゃる。社長のタイプも様々で、

カリスマ型vsチーム経営、プレイングマネージャーvs経営専念

過干渉vs放任などなど、タイプで会社運営も様々。

美容サロンの多くはプレイングマネージャーです。

経営専念には、なかなかできないですね。

過干渉vs放任は本当に子育てにも通づるところがあると

思いました。

特に興味深かったのは、出身畑別で、営業系、管理系

開発系などそれまでのキャリアが運営に影響する

ということでした。

ご自身が営業系の出身であれば、その現場などを経験して

いるから甘くなるのではなく、より数字などにも厳しくなる

ということでした。

 

社長の資質の話では、社長はやはり孤独である、それに

耐えうるか?ということ。

またブレない軸/理念/ビジョンをもち、皆同じ方向を

向いているか?

そして、決断を迫られる場面において、時に嫌われる勇気が

必要になるということ。

さらに「足るを知る」ということが大切だということでした。

数々の試練を乗り越えてきた斉藤氏!

個人連帯保証になった借金。

(今は個人連帯保証はないそうですが)

でもその代わりとして、他の役員の信頼を得たこと。

資本提携先の失敗と成功。

やはり大手企業の社長の仕事は大変だと思いました。

気持ちを切り替えることができないと、

やってはいけないですね。

今後の課題として、事業継承の問題は、

どの業界も同じだと思います。美容業界も同じです。

ですが、事業継承だけでなく、技術継承も問題です。

日本の美容技術は世界でも上位です。

ですが、美容の良い技術をオープンにしない

傾向があります。

サロンさんそれぞれ素晴らしい技術をお持ちです。

離職率が高く、少子化の現在、技術を受け継いで

くださる方を育成する必要があるように感じます。

 

前回の勉強会で、どのように仕事をこなしていらっしゃる

のか知りたいというお声がありました。

いろいろな役職をこなしていらっしゃる斉藤氏。

多くは常勤である執行役員の仕事だそうだが、

それでもお忙しくしている中、

斉藤氏が不在でも、仕事が回るようにすることが

大切だとおっしゃっていました。

いちいち上司の許可を得ないと、業務が進まないのは、

よくない。社員さんがそれぞれ自立されていることが、

わかります。

心がけていることは、平常運転は最高速度70%~80%で、

以前は100%を120%でやっていたが、やはりそれは

オーバーヒート!

そして答えは「現場」にある!

ご自身からスタッフへ近づく!

最上位目標は社会・個人のwell-being!

ということでした。なんて素敵な!

お話のあとの意見交換会も、

たくさん質問がかわされ、

とても有意義な時間となりました。

ご参加の皆さん、有難うございました。

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