「首長・教育委員長勉強会」に参加しました。
8月25日(金)に立教大学で開催された
「首帳・教育委員長勉強会」に参加させていただきました。
北海道木古内町の教育委員長 藤澤氏や立教大学の薬師丸教授、
宮崎大学の熊野教授の講話がありました。
zoomでも多くの方が参加されていました。
藤澤教育委員長の話では、2020年より小学生のプログラミング
が必修になっているが、現在、大学生はプログラミングの授業を
受けておらず、もちろん教員は全くです。
デジタル・デバイト=デジタル格差が起きている。
藤澤氏は、プログラミングを通して「生きる力」を身につける
ということが、必要だとお話されていました。
実践として、大学生に無料でプログラミングを学んでもらい、
プログラミングメンターとなり、その後、夏休みなどを利用して、
小学生にプログラミングを教えるということをされています。
休み時間、自主的にゲームを作成して遊んでいる子供に対して、
教員は「何!ゲームをしている!」と言って禁止してしまう。
ということも起こっている・・・。
こうやって、折角学んだものも、芽を潰してしまうのだなと
思いました。
子どもは遊びから、色々なことを学びます。
それを、勉強とすみ分けしてしまうから、身構えて勉強となり
嫌になってしまうと思います。
薬師丸教授からは、ゼミについて学生さんに、自ら課題を発見し
解決する力をつけるということを仰っていました。
また、熊野教授からは、地元と住民に寄り添う自治体の重要性を
お話され、対立型でなくサポート型が大切だと仰っていました。
今回の勉強会で、今の教育のことや空き家問題についての
取り組みや効果などを知ることができました。
場当たり的なことでなく、その先を考え・計画・実行することの
大切さを学びました。