母の幸せ
自分も年齢を重ねると、
おのずと両親の年齢も重ねることになります。
兄から「母親は、もっと違う人生があったのではないか?
幸せになれたのではないか?」と言ってきました。
「俺たちが20歳の頃に、他の人生を送っていいいよと
言ってあげられたら、別の人生を送り幸せにおくれていた」と、
何を今更と思いました。
その頃は、家庭の状況も状況だったので、
もちろん母には、その旨を伝えていました。
私達は気にするなと・・・。
ですが、兄の発言に対して、
母を不幸せと決めつけるな!とも思いました。
母の幸せです。
私達が母の幸せをどうこう言うのは、どうかと・・・。
今までも、母が決めて、母が送ってきた人生を、
子どもが否定するのか?不幸せと決めつけるのか
というところです。
兄の思う幸せに当てはまらないからと言って、
母は幸せでなかったのか?というと、
そうではないと思います。
母には母の感じるところがあると思います。
『7つの習慣』に「自分以外の人間の思惑に従い、
子どもの頃に教え込まれた価値観や経験値や思考など」という
一節があるように、自分の心ではなく、経験値や見聞きしたこと
小さい頃の環境、特にこの子どもの頃に教え込まれた価値観!
太字にしたこの価値観は、自分の心に蓋をしてしまい、自分の心が
わからなくなる原因で、何をしたいのかわからないと
なってしまいます。
あなたは、何が楽しいですか?何をするとワクワクしますか?
逆に、何が楽しくなくて、何をするとつまらない、嫌だと
感じますか? それをしないようにするだけでも
つまらない人生でなくなります。
でも毎日、楽しく、ワクワクする人生のほうがより良く
人生を送れると思います。
自分がこれが幸せ(楽しく、ワクワクするetc.)と感じること
それぞれ違うと思います。
あなたの幸せはなんですか?